ホームページ作成の費用って？相場と自分で無料で作る場合の注意点

ホームページ制作を依頼するときの相場は大手企業で300万円以上小〜中規模の会社で10~300万円と幅が広くて「何が正解なの？」とわからなくなっていませんか？

ペライチやSTUDIO、Wixなどさまざまなツールができたことから、無料で自分で作ることもできるようになったホームページ。

ですが、自己流でやってしまうと後から痛い目に遭うことも・・・。今回は相場別の目安と自己流で作るときの注意点についてまとめました！

【中小企業・個人事業主向け】ホームページ制作の相場は25万円以上

個人事業主さんからすると、決して安い金額ではないのですが・・・HP制作の通常の相場は30万円と言われています。

なぜ、そんなにかかるのか？どこを省けば費用を抑えられるのか？が気になりますよね。

ホームページ制作のステップは以下の通り。

１・ヒアリング
２・仮案作成（Couture designでは通常２案）
３・イメージの相談
４・入稿・修正
５・SEO対策・設定
６・納品完了
（７・効果測定・レポート・継続的なサポート：ご依頼時のみ）

ホームページ制作の全ステップの中でどこが一番大変かというと、一番最初の「ヒアリング〜仮案作成」のところ。

ホームページ制作は、家を設計するのと同じこと。ヒアリング〜仮案制作時に想像できないものは、途中からあれこれ追加しても完成できません。

ヒアリングを行いながら、お客様の頭の中にはまだない完成イメージも、デザイナーは想像を膨らませて行なっていきます。ヒアリングし足りない内容がないか、イメージのずれがないか、仮の案をお渡ししつつ、修正を行い理想の形まで詰める作業を行います。

この、「仮案」のご提案時に使うのが、「ワイヤーフレーム」と呼ばれるもの。

実際この案を作成する際には、テーマに合ったお写真や色選び、キャッチコピーや依頼者様のお客さまのことまで考えた「コンセプトメイキング」を行ないます。

ホームページ制作は、依頼者様だけではなく、依頼者様のお客さまにも影響するものだからこそ。目の前の依頼者様だけでなく依頼者様の「未来のお客様」までを視野に入れた設計が重要なのです。

この、設計を行える技術がある製作者とそうでない製作者の見分けはなかなかつきにくいかもしれませんが、安価なHP制作を依頼した場合には、この設計が行われていない場合が多いと思っておくとわかりやすいです。

「安く作ったはいいけれど、長い目で見ると使いづらい」
「アフターサポートが少なかった」
「レポートや長期的なSEO対策をお願いできない」

後から上記のようなことにならないためにも、少なくとも20万円以上の予算が必要になるのです。

【予算15万円】費用を安く抑える方法

ホームページ制作のステップには、ヒアリングから仮案(ワイヤーフレーム)作成、競合調査、コンセプトメイキングといった面面からは見えない作業が潜んでおり、熟練した設計者に頼むには、費用がかかることがわかりました。

これを理解した上でも、「やはり費用を抑えたい・・・」と言うお悩みはありますよね。

こんな場合は、費用を10万円台まで抑えることが可能な場合もあります♪

逆に注意が必要なのは、「既に自分で作ったサーバーとワードプレスを持っているので、リニューアルとして安く抑えられないかな・・・」と言う場合。

リニューアルはHP製作者にとっては煩雑な業務の一つなので、かえって料金が高くついてしまうことが多いです。

こんな場合は、かえって高くなってしまう場合があります。

リニューアルをお願いします！と言うよりは、「新しいドメインとURLで作成で大丈夫です。文章はこのページ内の文章を使ってください」とお願いした方が安く済む場合が多いので、検討してみてくださいね。

【予算5万円】できるだけ安く！でも自分のホームページが欲しい・・・

ここまでは、ホームページ制作には少なくとも10万円以上の費用がかかることをご説明してきました。

ですが、「予算が5万円でホームページ制作を考えています」という方は、意外と多くいらっしゃるので、まずは安心していただけたらと思います。

「予算が少ない！でも、ホームページが欲しい・・・」と言う場合は、まずはSEO対策やコンセプトメイキングは後回しにして、取り急ぎのホームページを制作することも可能です。

まずは、上記を伝えてみたら費用を抑えられるかもしれません。（事業者様にもよりますが・・・）

お客様にサービスをご提供する中で、理想のお客様像やサービス内容・料金設定が固まってくることもあると思います。

事業を始めてすぐのうちは慌てず少ない予算で持てる簡易的なホームページを持ってみてから、予算が増えた際に元のページを参考にして新しく作り直す方向性もOKです。

ホームページの費用を抑え、無料で作る方法

ペライチやJimdo（ジンドゥー）、Wixなどさまざまなツールができたことから、無料でホームページを作ることができるようになっています。

自分でホームページを制作する場合は、上記でお伝えした「設計」部分は行えないことになりますが、「まだサービス内容が固まっていない」「料金設定や、理想のお客様像が決まらない」このような場合は、将来的な作り直しを視野に入れた上でこれから紹介するツールを使って簡易的なホームページを制作する方法もあります。

無料で使えるおすすめNo1はペライチ！

「ペライチで以前自分で作成したサイトを元に、新しいホームページを作りたい」と言うご依頼は、よくいただきます。ペライチで既に作成されている場合でも、独自ドメインの継続使用を希望していなければご依頼は新規作成になりますので、ペライチからの移行の場合は製作者側としても制作しやすい部類になります。

難しいコードが必要なく、PCが苦手でもサクサク作れるのが特徴です！

無料でできる範囲も充実しているので、費用がかけられない場合はまずはペライチの作成から始めてみるのはいかがでしょうか？

↓こちらクリックでペライチのサイトに飛びます！

Wixは無料でもおしゃれなサイトができる！

Wixで既にホームページ作成されている場合のワードプレスへのお乗り換えのご相談もいただくことがあります。Wixは、無料でもおしゃれなサイトが作成できるのが特徴。

PCが苦手な方には少し難しい作業になりますが、Wixではブログ機能も可能なので、SEO対策を行うことも可能です。

既にWixを使用している場合も、これまでと同じ独自ドメインを使用希望でなければご依頼は新規作成になります。ページの内容を参考に作成することが可能です。予算がない場合はまずはWixで作成し、予算ができたら移行する流れを検討してみてはいかがでしょうか？

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Jimdoは使用人口は少ないが、AIビルダーがある

無料でホームページを作成する方法としては、Jimdoを使用する方法もあります。

こちらもペライチやWix同様、後からWordPressへのお乗り換え時は新規作成となりますが、ご自身で作成されたページを参考に新規作成を行うことが可能です。

職業訓練所で使い方を教えているような信頼あるサービス事業者の一つなのが魅力的なところ。ですが、使用人口が少なく、一般には使い方を教えている人も少ないので「PCが苦手・・・」と言う方にはあまり、お薦めしていません。

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無料ホームページを選ぶ時のポイント

ここまで、無料でホームページを作る際のおすすめをピックアップしました。

無料サイトを選ぶポイントとしては、以下のような項目が挙げられます。

現時点ではSEO対策（Google検索で上位表示されるための対策）の観点から考えると、やはりWordPressによるホームページ制作が最強。

「ペライチやWix、グーぺからワードプレスに変えたい」と言うご相談は多いのですが、ワードプレスで一度ホームページを作った方が「やっぱり無料ホームページに戻したい」と言うお声はほとんどありません。

無料ホームページを作成する際には、将来的にWordPressへ乗り換えることを視野に入れて作成することをお薦めします！

まとめ

きちんとSEO対策が施されていて、お客さまのことまで考えられた（UI）ホームページを作る場合の相場は20−30万円です。ですが、個人事業主さんの場合「そんなにかけられないよ・・・」というお声もあると思います。

ページ数や依頼内容にもよりますが、画像や文章は全て用意できることや新規作成で問題ない（リニューアルではない）こと、オリジナルデザインではなくテンプレートで問題ないなど条件によっては10万円台〜作れることもあるので、諦めず問い合わせてみてくださいね。

この記事では、「まずは無料で作りたい！」という方のために、将来WordPressに乗り換える際のお薦めツールを紹介しました。自己流でやった結果、「余計に費用がかかる結果になってしまった・・・」とならないためにも、ツール選びは慎重に行なっていきましょう！