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WordPressとCanvaホームページの違いとは?Canvaのメリットとデメリット

最近は、ホームページは事業の顔とも言えるほど、重視される存在になっていますよね。特に起業初期の方にとって、ビジネスを始める上でホームページは重要なツールです。ホームページは設計が重要になるため、可能な限り初期からプロに依頼しておいた方が安心ですが、制作を依頼するとなると費用が嵩むため、なかなか依頼できないというお悩みもありますよね。

今回は、PCスマホ・起業初心者さんがホームページを自分で作るためのツールの中で、特におすすめのCanva(キャンバ)について、WordPress(ワードプレス)と比較しながら解説していきます。

目次

Canvaでホームページが作れる?Canvaホームページのメリットとデメリット

Canvaとは

Canvaとは、オンラインで利用できるデザイン制作用のツールです。インスタなどのSNS画像や名刺、チラシ、テキスト資料などのさまざまな制作を行うことができ、最近では簡単なホームページやランディングページのデザイン制作も可能です。

無料プランでも、数多くのテンプレートから選んでデザインの雰囲気を選び、写真やイラストなどの様々な素材が利用できるのがメリット。また、特別なソフトがなくても利用できるため、PCだけでなくスマホやiPadなどのタブレット端末からも操作が可能なことも特徴です。

Canva トップページ

Canvaでホームページが作れるってほんと?無料でできるの?

無料プランでも、様々なテンプレートからホームページを作成し、無料で公開することができます。ですが、以下のような場合はCanvaの有料プランを利用する必要があります。

  • 独自ドメインを使用したい場合
  • 5つ以上のページを作成したい場合
  • 有料素材や有料テンプレートを使用したい場合 など

年間の料金は、WordPressを利用したページを作る場合とあまり変わらないか、作成するページ数によっては割高になってしまう場合もあります。有料プランを利用する可能性がある場合は事前にしっかり条件検討する必要があります。

[Canvaの有料プランについて]
https://www.canva.com/ja_jp/pricing/

Canvaホームページの特徴とメリット

  1. 無料プランでもホームページの公開が可能: なんと、Canvaの無料プランでもページの公開が可能です。費用をかけたくない起業初期の方に特におすすめ!ですが、1ページだけのページであることやドメインの制限など、できないこともあります。事業の段階に応じてWordPressの利用も検討する必要があります。
  2. 初心者向きの使いやすい画面: Canvaは、デザイン初心者の方でもデザイン作成を行いやすい画面構成を意識して作られています。HTMLやCSSの知識がない方でも簡単にデザインできるので、初心者さんでも楽しみながら作成できます。
  3. どこでも操作が可能: CanvaはPCやスマホ、iPadなど、どこからでもデザイン作成が可能です。クラウド上で動作するため、PCで開いたデザインをスマホで同期することもできます。

Canvaホームページのデメリット

メリットがあれば、もちろんデメリットもありますよね。これからCanvaホームページのデメリットについて解説していきます。

  1. 自分でドメインを選択できない: Canvaで無料でホームページを作る場合、自分でドメインを選択することができません。そのため、ページを見ている人からはCanvaのドメインを借りた状態でホームページを作っていることがわかる状態になり、信頼度が薄くなる場合があります。
  2. スマホやiPadでの表示に対応できない場合がある: Canvaは簡単にページのリンクを発行できることがメリットですが、ページの公開の方法によってはスマホで上手く表示されないなど、利用者の方を戸惑わせてしまう場合も多々あります。また、LINEやインスタでページのURLを送って開くとうまく開けなかった例もあります。
  3. 複数ページを自由に設置できない: 工夫の仕方によっては複数のページを設置できる場合もありますが、基本的には1ページだけのサイトしか作れません。
  4. ネットショップや予約機能、フォームが入れられない: WordPressほどカスタマイズ性が柔軟ではなく、ネットショップや予約機能などの複雑な機能や高度な設定が難しい場合があります。
  5. 信頼度が薄い:Canvaのテンプレートを使用した場合、どうしてもCanva感が出てしまい信頼を失う場合があります。事業が成長して費用をかけられる段階になったら、WordPressを使用するのがおすすめです。
  6. SEO的に不利な可能性がある:Canvaで作るホームページは1ページだけのホームページのため、SEO対策には不利な可能性があります。
  7. システム障害が起こる場合がある: Canvaはクラウドベースのプラットフォームであるため、インターネット接続やシステムに障害が起こった場合にすぐに接続できない可能性があります。あくまで仮のサイトであることを理解しておきましょう!

どのようなWebサイトをデザインできますか?

ランディングページ、イベントページ、ニュースレター、ポートフォリオ、クラスルームハブ、およびプロフィールリンクWebサイトなどの、1ページのWebサイトを作成できます。現在、複数ページのWebサイトを利用できるようにするため、取り組みを進めています。

Canva公式ホームページより https://www.canva.com/ja_jp/help/canva-websites/

Canvaでのホームページ制作をおすすめするパターン5つ

Canvaでホームページをおすすめするパターンは以下の通りです。

  • 起業初期でメニューや提供する内容が決まっていない場合
  • まずは費用をかけずに作成したい場合
  • 初めてのホームページを作る場合
  • PCやスマホの作業は得意な場合
  • 地域で集客する予定の場合

起業初期でメニューや提供する内容が決まっていない場合

起業初期の場合は、1年のうちに提供メニューが変わったり、起業の方針自体が変わる場合もありますよね。せっかく高い費用をかけて制作を行ったのに、作り直しになってしまった・・・という事態に陥らないためにも、起業初期の場合はメニュー表や簡単なページなど、ある程度自分で作ってから依頼するのがおすすめです。

まずは費用をかけずに作成したい場合

費用をかけたくない場合は特にCanvaがおすすめです。最近では低価格でWordPressホームページを作るサービスも見受けられますが、そのような場合は将来作り直しになってしまう可能性を視野に入れる必要があります。Canvaで1ページだけでも自作できれば、好きな時に改変が可能ですし、メニューや方針が決まってから、それを元に将来制作を依頼することが可能になります。

初めてのホームページを作る場合

まだ一度もホームページを作ったことがない場合は、まずは自分で作ってみるのがおすすめ。同業他社のサイトを分析することで、競合を知ることにもつながりますし、ブランディングの勉強にもなります。

PCやスマホの作業は得意な場合

PCやスマホの作業が得意な場合は、特にCanvaホームページがおすすめです。苦手な方でも操作ができるようになっていますが、それでも難しい場合は相談した方が早い場合もあるため不安な方は一度ご連絡ください♪

地域で集客する予定の場合

チラシや名刺、イベント出店などを用いて地域で集客を行う場合は直接会う→ホームページを見るの流れになりますので、信頼してもらってからホームページを見てもらう場合が多くなりますよね。このような場合は、SEO的に信頼されにくい傾向にあるCanvaのホームページでも、集客できる場合があります。

Canvaでのホームページ制作をおすすめしないパターン5つ

ホームページは長期の運用と設計が重要になるため、可能な限り初期からドメインを取得してプロに依頼しておいた方が安心です。起業初期の方でブランディングや文章を作るのが苦手、PC作業がすごく苦手で費用をかけられる場合は、依頼した方が早いという場合もあります!

Canvaでのホームページ制作を自分で行わない方がいいパターンは以下の通りです。

  • お客様が多く、メニューも出来上がっていて時間がない
  • 費用をかけてもいいから、時短したい
  • PC作業がすごく苦手
  • 文章を作るのが苦手
  • ブランディングをするのが苦手

このような場合は、思い切って費用をかけて、人に依頼してしまうのがおすすめです。

お客様が多く、メニューも出来上がっていて時間がない

起業して数年が経ち、お客様が目の前にいる状態の場合は、迷わずホームページを依頼するのがおすすめです!
ブランディングやズレてしまったお客様との出会いを修正するきっかけにもなりますので、ぜひ相談してみてくださいね。

費用をかけてもいいから、時短したい

初心者の方がホームページを自作するのには、多大な時間と労力がかかります。費用がかけられる場合は迷わず依頼しましょう。

PC作業がすごく苦手

PCやスマホの作業がかなり苦手な意識がある場合は、相談した方が早い場合もあります。どちらがいいか迷っていて不安な方は一度ご連絡ください♪

文章を作るのが苦手

依頼するメリットの一つとして、文章を考えてもらえることも挙げられます。制作者さんによりますが、プロフィール文などを作成してもらえる場合もあります。文章力に自信がない場合は依頼してみるのがおすすめ。

ブランディングをするのが苦手

ブランディングも、ホームページ制作の重要なポイントの一つです。ここで決めておくことで、インテリアの色選びや印刷物の色なども決めることができますので、ブランディングを行うきっかけとして依頼するのもありですよ♪

Canvaホームページと比較したWordPressの特徴、メリットとデメリット

WordPressホームページの特徴とメリット

  1. 柔軟なカスタマイズが可能: WordPressはオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であり、非常に柔軟性が高いのが特徴です。ショップやカレンダー機能、お問い合わせフォームなど多くのWordPressテーマやプラグインが用意されているため、サイトを自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
  2. SEO対策に適している: WordPressはSEOに優れており、Googleなど検索結果への表示させる工夫をすることができます。ブログの更新やパーマリンクの設定、SEO対策用プラグインの活用により、Google検索から見てもらえる可能性を高めることができます。
  3. さまざまなコンテンツを掲載できる: 写真や動画だけでなく、カレンダーや入力フォーム、ブログ、ポートフォリオ、オンラインショップなど、さまざまなコンテンツを簡単に掲載できます。
  4. 信頼を高める自己ホスティング: WordPressを使用する場合、自分でドメインを選択できます。そのため、借りたドメインのホームページではなく、ご自身の事業のドメインとして信頼されるホームページを持つことが可能です。
  5. 多くのコンテンツを掲載できる: WordPressを使用する場合、基本的に制作できるページ数の上限はありません。多くのコンテンツを掲載することができ、将来事業が拡大した場合にも安心です。ブログを更新することにより、信頼を積み重ねることも可能です。

WordPressホームページのデメリット

  1. 初心者向きではない: WordPressは初心者にとっては難しく感じることが多く、使いこなすには時間と労力がかかります。
  2. 自作には時間がかかる:自分で制作を行う場合は、Canvaで制作を行うのに比べ思い通りのデザインを実現するまでにかなりの試行錯誤と時間、お金がかかることが多いです。
  3. セキュリティの注意が必要: 自分でホームページの管理を行う場合、セキュリティに関する注意が必要です。

起業初期でもWordPressホームページを依頼して作るといい例はこちら

WordPressホームページを依頼して作るといい例

  • 客観的に見てブランディングをしてもらいたい場合
  • 事業を始めて1年以上。お客さんの数は増えて忙しくなってきたけれど、ホームページを持っていない場合
  • 費用をかけてもいいから、時間を短縮したい場合
  • 将来、事業を拡大することが確実に見通せる場合
  • サービスを整理してパッと見やすいメニューのページを作りたい場合
  • 写真撮影の機会にしたい場合

Couture web designでは、起業初期の方でも効率的にデザインを行なっていただけるよう、ホームページ制作にかかる費用を抑えてデザイン制作を行えるよう、レッスンや動画コンテンツをご用意しています^^

起業初期の方にWordPressではなくCanvaでのホームページ制作をおすすめする理由

無料でWEBサイトが作れるツールの中でも、CanvaはPCやスマホ初心者の方のホームページ制作におすすめです。直感的で使いやすい画面で構成されており、テンプレートも用意されているため、デザインの知識がない方でもデザインに迷うことなくおしゃれなサイトを作成できます。無料プランでも1ページ分のホームページを構築できるため、事業を始めたばかりの予算に制約がある方でも簡易的なサイトを構築できます。ですが先述のように、SEO面や信頼度などの点ではデメリットが多いのも事実。ここからは、起業初期の方にCanvaホームページをおすすめする理由について解説していきます。

サービスの内容が変わる可能性がある

特に起業初期の場合、事業のテーマ決めに時間がかかる、途中で事業の内容が変わるといったことがよくあります。ホームページは5年〜10年程度使用することもあるものですから、事業の内容が変わる可能性がある段階は、ホームページ制作を依頼するのには少し早いタイミング。まずはCanvaなどの無料のツールでサービスの概要を作ってしまいましょう!デザインレッスンを受けるのもおすすめです。

起業初期はやることが多い

ホームページ制作には通常、2〜3ヶ月かかることが多く、集客導線や目的から逆算した制作を行うことが重要になっています。ですが起業初期はデザインだけでなくサービス作りや顧客対応を覚えるなど、やるべきことが多く、目的を見失ってしまう場合が多々あります。また、制作の打ち合わせを最後まで続ける体力がない場合もあります。

予算が限られている

起業初期は資格の取得や経費など、かかる費用が多く制作まで予算が回らないというお声もよくいただきます。まずはブランディングをしてやる気を高めたい、費用がかかっても好きな世界観を表現したい、こんな場合は初期でもホームページを作るのがいいですが、予算をかけたくない場合はまずは自分で作ってみるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?WordPressもCanvaも、それぞれにメリットとデメリットがあります。WordPressはカスタマイズの柔軟性があり、様々な機能を組み込むことができますが、時間やお金のコストがかかります。一方、Canvaは初心者に優しく、すぐにデザインが可能ですが、カスタマイズ性には制限があります。事業のステージやスキル、予算に応じて、最適な方法を選択することが重要です。

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